無能脱却宣言

「馬鹿の考え休むに似たり」をそのままに表現したブログです。

教育とは待つこと2

f:id:gistus:20210628223133p:plain
木曜日と
https://gistus.hatenablog.com/entry/2021/06/24/225854?_ga=2.171486435.2107570841.1623581761-627377242.1617055274
金曜日の
https://gistus.hatenablog.com/entry/2021/06/25/220809?_ga=2.171486435.2107570841.1623581761-627377242.1617055274
続きです。

前の会社ではペンギン君(俺の部下)と仕事を組んでいた。
入社半年と1ヶ月という2人に大事な機械を担当させるという
他の会社では中々ありえないことを体験した(2人ともポンコツ

過去に少しだけ彼について書いているのでよかったら見てください。
https://gistus.hatenablog.com/entry/2021/06/12/224309?_ga=2.248685764.2107570841.1623581761-627377242.1617055274

そんなこんなで仕事を回せるようにはなったが仕事はほとんど俺がやってる状態であった。
・俺が教えるのが下手くそ。
・俺がコミュ障。
・ペンギン君は記憶力がいいが要領が悪くスピードが遅い。
・そのくせ手を抜いて他の人に仕事を手伝ってもらう。
・出世欲は強いが努力したとこを見たことがない。
・有給をよく使いアフターに予定をよく入れる
・何故か上の評価が高い。

…ごめん、これはもう悪口だね。
事実を述べているつもりではあるのだが、
あくまで俺の主観なので話半分に聞いてもらえたらいいと思う。

あの人とは状況はかなり違うし比較は出来ないが、俺はノルマと時間に追われていた。
教育を回す時間を省き、自分が代わりに動くことで何とかノルマと時間を達成していた。
ペンギン君には
「申し訳ないけどこんな状態やから教える時間は無いけど
今は言われたこととか目の前のことを精一杯やってほしい。」
「慣れたら早く終わるからこっちを手伝ったり周りを観察して仕事を覚えたり、
何なら話を聞いたり手伝ったりしてほしい。」
と伝えた。

最初は仕事が手一杯で余裕が無くなったが、2・3か月経って少し慣れた頃、
「アイツ、全然手伝いに来ないなぁ」と思い彼の方を見に行ってみると
彼はクーラーの前で作業服を開(はだ)けさせながら涼しそうにしていた。
たまたまかもしれないので余裕がある時にチョイチョイ見てきたが、
標準では終わってそうな仕事をまだやってたり手を抜いたりしていた。
何度か注意をしたが一向に改善されない、俺の仕事量が減らない(泣)
そのくせ、上の評価が高いし何かあっても俺のせいになる。
(何でや、意味がわからん)

俺は彼に「こういうやつ」だと思い教育を諦めた。
多分、舐められてたんだと思う。
舐められるような人生しか送っていないからどうしようもないが(笑)
その後、彼は諸事情で病んでしまい別部署に異動になってしまった。
もし、あの時諦めずに教育したら上手くいっただろうかと思う時がある。

子供と一緒にいて思ったが待つことが大事だと思う時があるんですよ。
仕事は成果が全てなので悠長なことを言えないが、
かと言って全てが上手くいくとは限らないし、俺みたいな無能もいる。
同い年の子と比べてしまう時もあるがうちの子も日々成長している。
もう少し粘り強く待った方がよかったのかもしれない。








 


と、金曜日では思っていたが少し日にちを明けて
今日、思い出しながら書いていたら怒りが沸々と湧き出し
「やっぱ、アイツは無理じゃね?」と思ってしまった。
まぁ、色々とやらかしてるらしいのでわからないが…。

仕事なんていつまでも待てるわけでは無いので
自分から行くしかないですね(自分に言い聞かせてます)
ただ、子供だけは待ってあげて欲しいものですね。
子供にとって親が全ての存在であり、
キズつくのも子供なので信じてあげましょう。