無能脱却宣言

「馬鹿の考え休むに似たり」をそのままに表現したブログです。

教育とは待つこと

無能の俺が思う格言です(笑)

昨日の続きです。
https://gistus.hatenablog.com/entry/2021/06/24/225854?_ga=2.143894646.2107570841.1623581761-627377242.1617055274

ある程度経験を積んで子供が出来ると
「待つことも大事だなぁ」と思うことも多々ある。

高校卒業後、直ぐに就職しある人の下に就いた。
今思うと当時の俺はとても使い物にならないやつだったと思う。
・物覚えが悪い
・不器用
・頭が悪い
・スピードが遅い
・ブサイク
良いところを探すのが難しいくらいダメな奴だった。
昨日のおっさんなら怒鳴り散らすわ、
上司に「アイツ使えないからいらねぇ」って告げ口するわ、
(間違えではないが)
辞めさせるためにいじめるだろう。

でも、その人はそんなことは当然しなかったし、
俺みたいな無能にも分かりやすく丁寧に教えていた。
責任ある立場になったらわかるが数字というものがつきまとう。
機械で製品を作る場合、稼働率・不良率・生産性・
先月や前年の比較など色んな指標で評価が決まる。
数字が良ければいいが悪ければ当然上からお叱りを受ける。
機械やチームの状態によってはどうしようもないこともあるし、
そのことを踏まえての評価ならいいが、
上が何もわかってない状態なら悲惨で酷い場合は精神を抉られることもある。
(わかっててもノルマとかで無理難題言ってくる場合がある)
前の職場はそうであったがこの話はまた今度にしようか。

恐らく、色々言われてたと思うがそんなこと俺の前では言わず辛抱強く育ててくれた。
独り立ちする頃には0.75人前になってたと思う(1人前とは言えない)
その頃は余り考えてなかったが自分が責任ある立場になって下のものが付き、
何やかんやあって前の会社を辞め今こうしてブログを書いてるときに
やっと自分の出来なさ加減に気付いた。

俺が責任ある立場についた時とあの人が責任ある立場についた場面が同じなのに、
俺は部下を成長させることが出来なかった。

明日は用事で早いのでこれくらいにします。
お休みなさい。