無能脱却宣言

「馬鹿の考え休むに似たり」をそのままに表現したブログです。

メンテナンス表を作った・作り方の話

「おいおい、そんなの作れるのだから無能じゃないだろ」と思われるかもしれないが、

もちろん、そんなものは自主的に作ったのではなく会社から促されて作ったもので、

言われるまでもなくたいしたものではないのはご想像のとおりである。

 

当時、俺は20歳ぐらいの時に品質管理委員会的なものに強制的に入らされ、

メンバーからマニュアルやらメンテナンス表等を作るように言われた。

もちろん、何かにつけて断ることも出来たのだろうが、

身分が一番下だし高校卒業してから1~2年という今では考えられないような

ピュアピュアな心を持っていた俺は泣きそうになりながら快く引き受けた。

(だってみんな怖いんだもん)

 

引き受けたはいいが底辺高校出身で成績も中の下でオツムもポンコツという

残念な生き物なのでどうしたらいいのか困ったものだった。

工場の人たちもパソコンも使ったこともなくメンテナンスも

やってるのかやってないのかよくわからない状態なので、

とりあえず、従順(見た目だけです)で身分の低く

パソコンを使ったことがありそうな俺に頼んだのだろう。

もちろん、パソコンは使ったことがあるがせいぜい〇ロサイトを見ては

ウイルスに引っかかり悶絶した記憶しかない。

 

経験も知識も乏しいので先輩達やメーカーの人たちに資料を貰ったり、

図書館で本を借りて必要なことだけまとめてExcelに書いた。

もちろん、機械によってメンテナンスする所も違うし、多すぎたり余計なことを書くと

「お前はなにめんどくさいことしてくれたんだ」と怒られてしまうので、

周りにどういう風にしたらやりやすいのかを聞いて作成した。

 

実際は「あいつ空気読めねぇだろうから何書くか見んとえらいことになるわw」

って感じで完成したんですけどね。

 

完成したので品質管理委員会的なもののメンバーに褒められるかと思いきや、

「これってホントにこの通りにできるの?」

(繁忙期が月の労働時間200近いことになるんだから無理に決まってるだろ、ボケが

とか

「ホントにこれで合ってるの?」

(先輩に聞け)

とか

「どうせこの通りにやんないでしょ、適当に〇付けるだけでしょ」

(わかってんじゃん、だったら聞くなや)

などなど散々言われたわけですよ。

 

でもね、見ている人は見てるんですよ。

俺が出来ないながらに努力して(一応)成果を出したことに。

こういうのがあると取引先とかの信用も全然違うらしいので

営業もしやすいと褒めてくれたんですよ。

 

ただね、、、

「これで故障も無くなって不良も無くなるんだよね?」

っていうのはいかがなものかと…。

 

しゃべったらボロが出るから苦笑いでごまかしたけどね。

(向こうはものすごく難しい顔をしてたけどね)

 

しかし、マニュアルと違ってメンテナンス表は書きやすいですよ。

資料や本に期間やら場所やらやり方が載ってあるので

機械に合わせて書いていけばいいだけの話ですよ。

例えば、毎日、毎週、毎月とチェックと日付を付けれるように作成すると簡単です。

仮に間違えたとしても「アップデート」とか言って書き換えたり、

バレそうなやつは徐々にフィードアウトさせればいいんですよ。

どうせ、現場じゃない人間は見たってわかんないんですから

 

マニュアルの話はまた今度にしようと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。